カチオン電着塗装処理

cachi01.jpg

カチオン電着塗装とは?

水の電気分解を利用し、イオン性ポリマーを被塗物表面で不溶化析出させ、水洗、焼付けにて架橋塗膜を得る優れた特徴により、工業用塗装方法として広く用いられている。

cachi03.jpg


カチオン電着塗装の特徴

1.塗装の自動化、省力化

コスト低減、小ロット多品種対応から大ロット量産対応まで可能。

2. 均一な膜厚が得られる。

電気量を調整することにより、容易に目標の膜厚を均一に得ることが出来る。

3. つきまわり性が良い。

塗料の入りにくい部分へも膜厚が析出するため、複雑な構造物での耐食性が向上する。

4. 耐食性能及び外観性

防食性に優れた塗膜が得られます。又外観性(美観性)に優れている。

< 塩水噴霧試験 >
pic08.jpg


cachi02.jpg


pic09.jpg
フルデップ型 カチオン電着塗装ライン

カチオン電着工程図

cachi05.png

cati_sample_01.jpg
自動車部品サンプル

cati_sample_02.jpg

建設機械部品サンプル

cati_sample_03.jpg
住宅設備機器部品サンプル