よくあるご質問

FAQ

FAQ

熱処理事業

QMMプロセスとはどういう処理ですか?
A

ガス軟窒化処理に、弊社で培ったノウハウをガス浸硫窒化処理に複合させた画期的な処理法です。

QMMプロセスの特性はなんですか?
A

M-マルチナイトプロセス(M-Mプロセス)とは耐摩耗性に優れ、しかも固体潤滑性をも合わせ持つ"ハイブリット表面改質処理法"です。

Q製品に熱処理を検討しているが、適切な処理方法がわかりません。
A

弊社は、多種多様な一般熱処理を承っておりますので、製品の材質・形状に合った熱処理をご提案いたします。お気軽にお声かけ下さい。

表面処理事業

Qカチオン電着塗装の耐エッジ性は?
A 塗装処理全般にエッジ部は塗膜が薄くなり、耐食性能が劣ると言われます。 カチオン電着塗装も例外ではなく、従来はエッジ防錆面で不安の声が多くありました。当社電着塗料は、お客様からの要望も多かった耐エッジカバー性を向上させ た塗料を採用しております。従来の塗料に高分子樹脂(レオコン剤)を添加し、構造粘性を付与する事で焼付け中の塗膜の挙動を制御することで、エッジ面における表面張力で引っ張られても、膜厚が薄くならない特性を有しております。
Qジオメット®720処理、カチオン電着塗装処理の前処理剤って?
A ジオメット®720は有機溶剤(ジクロロメタン)、カチオン電着塗装処理は水系アルカリ脱脂剤(主剤は水酸化ナトリウム)となります。各洗浄液は長所と短所がございます。有機溶剤は水溶性油に適さず、脱脂不良の原因に、又、アルカリ洗浄剤においては多量の油性油や、固着してしまった油分には適さないといった短所があります。
Q熱処理素材へのジオメット®処理について
A ジオメット®処理の一般的な焼付け処理温度は320℃~360℃設定となります。 この場合、熱処理部材は素材物性を損なう恐れがあります。 例:オーステンパー処理された板バネ、巻ばね類の熱処理温度はジオメット焼付け温度以下でされている場合、表面硬度の低下、応力抜け、バネ性の低下など機能障害を起こす危険性がございます。この為、特に熱処理部材へのジオメット処理は事前の御確認、ご相談をお願い致します。
Q水素脆化の危険性はありますか?
A 水素脆化、水素脆性とは、高炭素鋼や特殊な一部鋼種など炭素含有量の多い材質で、酸処理(酸洗い)や、メッキ浴中に発生する水素を材質中に吸蔵して素材がもろくなる現象です。ジオメット®720処理、カチオン電着塗装では酸洗い工程はなく、水素脆性の問題はありません。但し、カチオン電着塗装においては、素材自体にメッキ処理がされ、メッキ鋼板上へ電着処理を行う場合、メッキ処理工程側のベーキング不足などが原因で、外観不良の原因となる事がございます。

真空炉事業

Q遠方からでも金型熱処理の依頼はできますか?
A

県外・遠方のお客様へも発送にて短納期対応いたします。
詳細はお問い合わせください。

Qハイス鋼の熱処理は処理日が決まっていますか?
A

弊社ではハイス鋼も毎日焼入れを行っています。(月曜日~金曜日)

Q熱処理歪み(プレート形状そり・シャフト形状曲がり)の矯正はできますか?
A

社内出荷基準に基づき矯正しお返しします。

Q金型の経年変化対策は何かありますか?
A

弊社ではサブゼロ処理を推奨しており処理も毎日行っております。(月曜日~金曜日)

コーティング事業

Qコーティングはどうやって処理を行うのですか?
A

弊社ではPVD(物理蒸着)コーティングを行っております。

Qコーティングが出来ない物はありますか?
A

鉄鋼材料であれば適切な熱処理が施されていれば問題ありません。

QSUS材の加工に適しているコーティングはありますか?
A

エクセレントシリーズ、Xシリーズにおいて多くの実績がございます。お問い合わせください。

Qハイテン材の加工に適しているコーティングはありますか?
A

条件に応じてラジカルチッカ+コーティングで実績があります。お問い合わせください。

Qエクセレントシリーズ、Xシリーズとはなんですか?
A

[密着力][摺動性]を重要なファクターとし、従来からあるTiN,TiAlN等の被膜をより向上させた弊社オリジナルの被膜になります。

Q超硬の除膜は可能ですか?
A

弊社のTiAlN、EV、EV-Xであれば除膜可能です。